阪神中野拓夢内野手(29)が、今季は“裏番長”としてチームを引っ張る。24、25年と選手会長を務めて任期満了で退任。「選手会長、昨年で終わって、でも自分が引っ張っていく立場っていうのは変わらないとは思ってます」。バトンは村上頌樹投手(27)へ渡したが、心意気は変わらない。
昨季は2年ぶりのリーグ優勝を果たし、選手会長として胴上げも経験した。「あまり引っ張っていった感覚は自分では正直なかった。一昨年が自分の中で良くなかったので、個人的に昨年はなんとしてもっていう気持ちを持っていた」。24年はプロワーストの打率2割3分2厘と苦しんだが、昨季は2割8分2厘の成績を残して不動の2番打者として貢献。そして迎えた今季は、チームへの思いもひと味違う。
キャプテン制が復活し、就任した坂本を支えながらともに引っ張る覚悟だ。「今年はチームが連覇がかかってますし。チームのことをより一層考えながら、誠志郎さん(坂本)と一緒に野手陣をまず引っ張っていけるように、1つにまとまるような野手陣を一緒に作っていけたら」。経験豊富な前選手会長がにらみを利かせる。【磯綾乃】



