開幕ローテーション入りへ、巨人の新外国人トリオが苦戦を強いられている。日本ハム戦でオープン戦初先発した前楽天のスペンサー・ハワード投手(29)は3回3安打2失点でマウンドを降りた。7日オリックス戦で3回3失点のマタ、11日ソフトバンク戦で1回5失点KOされたウィットリーに続き、3人の助っ人右腕いずれも先発で結果を残せなかった。

ハワードは豪快な1発に立ち尽くすしかなかった。1回1死一塁、打席に迎えたのは昨季パリーグ2冠のレイエス。昨年所属した楽天では3打席安打なし、2三振と抑えていたが、カウント1-0からの147キロの直球を痛打された。センター左上段席への特大弾。「ど真ん中に投げると打たれる。そういうバッターに過ちを犯してしまった」と失投を省みた。

2、3回は持ち味の制球力も支えに、1安打に抑えた。3回にはレイエスを外角の真っすぐで見逃し三振とし「しっかり自分の意図したボールを投げられた」としたが、開幕へ順調とは言い切れなかった。「球数を増やして」と見据える次戦が大事になる。

4回から2番手で登板したマタは、安打と四球で走者をため、水谷に満塁弾を許した。前回登板に続く苦戦で、先発候補として厳しい状況に追い込まれた。

昨季は2桁勝利が11勝の山崎のみと、立て直しへ補強を進めたオフだった。開幕まで残りのオープン戦は6試合。限られた登板機会に、光明を感じさせる投球を待つしかない。