ソフトバンク小久保裕紀監督(54)が15日、大不振に苦しんだ天才打者を鼓舞した。DeNA戦後に取材対応。この日侍ジャパンがWBC準々決勝で敗れ、チームから送り出していた近藤は3点を追う9回1死から代打で出場したが、見逃し三振に倒れた。今大会は13打数無安打と快音が響かないまま終戦。鷹の指揮官は「次の目標に切り変えて、進むだけだと思います。時間は止まりませんから」とエールを送った。
引きずってはいられない。シーズン開幕まで2週間を切った。今季は福岡移転後初のリーグ3連覇、2年連続の日本一がかかる1年。近藤にかかる期待は大きく、小久保ホークスにとっては必要不可欠な存在だ。しっかり気持ちを切り変え、下を向くことなくシーズンで必ず復調してもらう必要がある。
球団からは近藤をはじめ、周東、牧原大、松本裕と12球団最多の4選手が参加。小久保監督も17年WBCで侍ジャパン監督を務めた。大舞台で戦う重圧は身をもって知る。「残念な結果になりましたが、日本代表として戦ってきたことを、胸を張って帰ってきてもらいたいですね」と侍メンバーをねぎらった。
侍組の合流時期については「球団側は19日からと話していますが、本人たちが早く合流したいと言った場合にどうするか。今、調整しているところです。組織として最善の形を考えたい」と説明。個々のコンディションを最優先し、ベストな環境を整える。【佐藤究】



