広島が土壇場で追いついた。4-5で迎えた9回、先頭の持丸泰輝捕手(24)がカウント2-2から、山崎康晃投手(33)が投げた150キロ速球をとらえ、バックスクリーン右に同点アーチを放った。持丸はこの日、途中出場。プロ7年目、勝負のシーズンで価値あるプロ1号を放り込んだ。

先制したのは広島だった。2回無死一、二塁からドラフト1位の平川蓮外野手(22)がバントした。捕手の前に転がり、犠打は不成功も、DeNA山本祐大捕手(27)が三塁へ悪送球して先制。さらに無死一、三塁から今季初スタメンの矢野雅哉内野手(27)が左前適時打を放ち、2点目を奪った。

しかし、2点のリードだけでは物足りない。前日4日に続き、またしても投手がDeNA打線に捕まった。先発床田寛樹投手(31)は3回まで無失点も、4回1死から左翼・秋山翔吾外野手(38)の落球を皮切りに2死満塁のピンチを招いた。ここでドラフト5位の成瀬脩人内野手(24)に中越え3点適時二塁打を許し、一気に逆転された。6回にも林琢真内野手(25)に右翼席へ1号2ランを被弾。6回5失点で降板した。

それでも、8回、平川の2点適時打で追撃。9回、持丸の同点弾で追いついた。鯉のぼりの季節、最後まで諦めない姿勢を見せ、今季2度目の延長12回引き分けに持ち込んだ。

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