広島が土壇場で追いつき、今季2度目の延長12回引き分けに持ち込んだ。
4-5の1点ビハインドで迎えた9回、先頭打者・持丸泰輝捕手(24)が大きな仕事をした。山崎康が投げた150キロ速球をとらえ、バックスクリーン右に同点アーチ。価値あるプロ1号を放り込んだ。
「手応えは完ぺきだったんですけど、見づらかったので、どこに飛んだのか分かんなかった。守護神から、あの1本が出たというのは自信になる。これからも頑張っていきたい」。プロ7年目は勝負の年。この日は途中出場ながら守備でも貢献し、リリーフ陣の無失点リレーも導いた。
2回に今季初スタメンだった矢野の左前適時打などで2点を先行しながら、先発床田が逆転を許して6回5失点で降板。それでも、諦めなかった。8回、ドラフト1位の平川が2点適時二塁打。9回、持丸が同点弾。最後まで食らいついた。新井監督は「本当によく追いついたと思います。(持丸は)相手のクローザーからだからね。よく打ったと思います。勝ちに等しいとまでは言えないけど、本当によく頑張って追いついたと思う」と粘り強い選手たちをたたえた。鯉のぼりの季節はこれからだ。
▽広島平川(左右の打席で2本の二塁打)「右の打撃は最近、新井監督に見てもらいながらやっている。左は林琢真さんの打撃が良かったので、それをやってみたら良かったです」
▽広島坂倉(3安打猛打賞。9試合連続安打)「粘りながらというか、しっかり強く振れてるので、安打になるのかなというのはあります」



