<日本シリーズ:巨人1-4西武>◇第6戦◇8日◇東京ドーム

 ▼第4戦で完封した西武岸が4回1死から登板し2勝目。初登板初完封を記録した投手が、そのシリーズの次の登板でも白星は98年斎藤隆(横浜)以来4人目。岸は完封から中2日。中2日以内で2勝は92年伊東(ヤクルト)以来だが、同投手は2試合ともリリーフ勝利。完封から中2日以内で白星は、53年大友(巨人)10月13日第4戦完封→16日第7戦、58年稲尾(西鉄)10月20日第6戦完封→21日第7戦、64年スタンカ(南海)10月9日第6戦完封→10日第7戦、79年山根(広島)11月1日第5戦完封→4日第7戦に次いで5人目になる。また、この日の岸は6奪三振。シリーズ初登板からのイニング別奪三振数は5日1→2→1→1→1→1→1→1→1→8日1→1→1→0→1→2。三振を奪えなかったのはこの日の7回だけで、初登板から12イニング連続奪三振は新記録だ。