広島が24日、練習試合巨人戦のため訪れるサンマリンスタジアムで、今季から本拠地となる新球場の「予行演習」を行う。同スタジアムは新球場と同じく、内外野ともに天然芝を敷いており、特に内野守備において絶好のシミュレーションの機会になりそうだ。
23日、高内野守備走塁コーチは「練習できることがたくさんある。初めてプレーするというわけではないけど、雨で芝生がぬれることもあるだろう」と説明した。昨季までの本拠地だった広島市民球場は内野が土だったが、新球場は一変してオール天然芝で戦う。一般的にはゴロの勢いが失われるが、雨天時にはぬれた芝生で滑るため、逆にゴロが速まるケースも生じる。
24日の宮崎県内の天気は雨模様と予報されており、宿敵巨人のキャンプ拠点で、期せずして「荒天時の新球場」を想定してプレーすることができそうだ。条件は完ぺきに整う。同スタジアムの芝はティフトン(夏芝)をベースにして、現在はペレニアルライグラス(冬芝)をまいている。新球場と同じ芝の品種を用いており、足元から広島ナインをアシストする。
昨季、チームはリーグワーストの87失策を犯した。春季キャンプでも内野陣が外野の芝生上でゴロ捕球を繰り返すなど、入念に対策を施した。新球場開幕戦は4月10日の中日戦。その直前まで新球場で感触を確かめる機会も限られており、貴重な実戦になる。東出も「気になるのは最初だけだけどね。慣れが大切になると思う」と話す。緑のカーペットで、守備力に磨きをかける。【酒井俊作】
[2009年2月24日11時55分
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