<楽天6-4ロッテ>◇7日◇Kスタ宮城

 これはなにかの呪縛(じゅばく)なのか。ロッテが09年7月9日以降、Kスタ宮城で10連敗を喫した。首をかしげるプレーが相次いだ。まずは1回。2死一塁から岡田幸文外野手(26)が4番金泰均の左前安打で二塁を回り、三塁ベース約2メートル手前で憤死した。続く2回。3点先制して自慢の打線に火が付き始めたが、1死満塁で井口がカウント0-3から打ちにいき、遊ゴロ併殺でチェンジ。

 2回裏、嫌な空気はすぐに投手に乗りうつった。先発の大嶺が聖沢にまさかの満塁弾を浴び、逆転された。瞬く間に投打に重いムードが漂った。下位打線へ3四球や、終盤での失策、攻撃でも犠打失敗など拙攻が目立った。Kスタ宮城での連敗に西村監督は「苦手意識は特にない。四球は点に結びつく。もう少ししっかりやってもらいたい」と嘆いた。

 [2010年7月8日9時23分

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