<ソフトバンク5-1日本ハム>◇13日◇福岡ヤフードーム
12日に同期のロッテ唐川に抑え込まれた日本ハム中田翔内野手(21)だが、悔しさを引きずることなく、2試合ぶりの安打を放った。同点の4回2死二塁。ソフトバンク山田から、左前打を放ってチャンスを広げた。二塁走者の小谷野が本塁に突入できないほど、痛烈な打球だった。
188センチの長身から投げ降ろす左腕とは、まったくの初対戦。「見えづらいというか、真っすぐが速く感じた」と、とまどいはあった。2回の第1打席は初球を簡単に打ち上げて右飛に倒れていた。だが、得点圏に走者を置いた第2打席、カウント1-3と優位に進めると、最後は125キロのスライダーをライナーではじき返した。
試合時間の大半をベンチで過ごすため、以前は「難しい」と話していたDHでの出場も6試合ぶり。それでも出番のタイミングを想定しながら、ベンチ裏でスイングを繰り返し、スムーズに打席へと向かった。「DH?
影響はなかったです」。こう話せるようになったのも成長の証しだ。
残念ながら先輩ダルビッシュを援護する1発とはならず、“アニキ”には6つ目の黒星がついた。「勝ちたかったんですけどね…。仕方がない」。気持ちを切り替え、博多のファンから「中田コール」が飛ぶ中、帰りのバスへと乗り込んだ。【本間翼】
[2010年8月14日10時50分
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