<全日本大学野球選手権:創価大3-0道都大>◇13日◇2回戦◇神宮

 道都大(札幌学生)が創価大(東京新大学)に完敗し、2年連続ベスト8入りを逃した。エース佐藤峻一(4年=北見柏陽)が前日12日に続いて先発したが、2本塁打を浴びて撃沈。打線も先発全員三振を喫するなど沈黙した。

 佐藤は2発に泣いた。5回の先制ソロはカーブ、6回の2ランはカットボールが甘く入った。「全国ではやっぱり、甘い球は持っていかれる」と、1球の怖さを痛感した。連投は大学に入ってからは初めてだった。「疲れはあったけど、(前日に比べて)状態は良かったし、真っすぐもよかったと思う」。この日の直球の最速は143キロ。感触は良くても、2日間で246球。勝負どころで細かな制球が狂った。

 さらに成長して、同じ舞台でやり返す。「目標は日本一。今日の負けは認めて、秋にまたここ(神宮)へ戻ってリベンジしたい」と、試合後すぐに次の目標を定めた。そのために足りないものも自負している。「制球とスタミナ。もっとコースを突けるようにしないといけないし、下半身を中心に体作りも一からやり直したい」と、視線を11月の明治神宮大会へ向け、課題克服を誓った。

 「2年連続8強に届かなくて悔しい」。エースとして、率直に気持ちを表現した。目標とする投手は中日のエース吉見。「制球もすごいし、要所で三振を取る。ああいう投手になりたい」と話す右腕は、一回り成長した姿で、必ず神宮に舞い戻る。【木下大輔】