世界よ、これが日本の野球だ! 侍ジャパンは、WBC1次ラウンド2戦目の韓国戦(東京ドーム)で初回表に3点先取を許すも、その裏に鈴木誠也外野手(31)の2ランで追い上げののろし。3回には大谷翔平投手(31)の同点ソロ、鈴木の一時勝ち越しソロ、さらに吉田正尚外野手(32)にもソロが飛び出した。メジャーリーガーがパワーを見せつけた“天下無双打線”が爆発。2連勝でオーストラリアと戦う8日にも、8強進出が決まる。

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侍ジャパンがパワーで押し切った。初回で3点ビハインドを背負いながらも、鈴木の2発と大谷、吉田のソロで4本塁打。MLB組のアーチ連発に、井端監督は「さすがメジャーリーガーですね」と驚きの声を漏らした。

かつては小技を使った「スモールベースボール」が代名詞だった。この日も同点の7回には源田の犠打からチャンスを広げて勝ち越しに成功するなど、小技を絡めて勝ちきった。ただ、かつての日本野球の良さを生かしつつも、打線の半数以上を占めるMLB組が秘める長打力は国際大会の勝敗を大きく左右する。

実際に23年の前回大会、米国との決勝は村上と岡本のソロ2本とヌートバーの内野ゴロの3点で勝利した。井端監督も「長打」の重要性を理解した上で「1番大谷」を筆頭とした最強打線を形成。「日本ラウンドだけでなくアメリカでも非常にホームランが多くなると思っていたので、びっくりはしていない」と狙い通りの展開で侍ジャパンの強さを示した。

17年のWBC、米国との準決勝は動く球に手こずり、4安打1得点にとどまり敗れた。大谷らがメジャーで活躍する今、9年前とは確実に違う野球が展開されている。

【WBC】侍ジャパン連勝 8日豪州戦勝利でC組1位確定、先に韓国が敗れても準々決勝進出確定