新日本プロレスのエース「100年に一人の逸材」棚橋弘至(42)が、10月10日にデビュー20周年を迎えた。ヤングライオン時代から、数々の故障を乗り越え復活した最近の姿まで、プロレス界のV字回復の立役者となった逸材の歩みを、日刊スポーツ秘蔵の写真とともにふりかえります。
◆棚橋の歩み◆
99年 10月10日後楽園大会の真壁伸也(刀義)戦でデビュー。
00年 9月の栃木大会で左手骨折し、長期欠場。
01年 4月19日の後楽園大会で復帰し、ヤングライオン卒業。
02年 G1初出場。11月28日、女性に刃物で刺され、12月に丸刈り姿で会見。
03年 U-30(30歳以下限定王座)を提唱し、4月に初代王者となる。6月、吉江豊とIWGPタッグ戴冠。
04年 6月、IWGPヘビー級王者ボブ・サップとのカードが直前に消滅。
05年 4月、ニュージャパン杯第1回大会優勝。
06年 7月、ジャイアント・バーナードに勝ち、IWGPヘビー級王座初戴冠。
07年 8月、G1決勝で永田裕志を破り、初優勝。
08年 4月、全日本のチャンピオンカーニバル準優勝。直後に左膝負傷で欠場し、8月復帰。
09年 1・4で師匠武藤敬司に勝利し、IWGP王座奪取。プロレス大賞MVP。
10年 09年にメキシコから帰ってきた内藤哲也との抗争勃発。
11年 1・4で小島聡を破り、IWGPヘビー級王座戴冠。そこから約1年間11度防衛し、新記録更新。
12年 2月、オカダ・カズチカに敗れ王座陥落も、6月に奪還。
13年 CMLLトーナメント制覇。
14年 10月、AJスタイルズを破りIWGP戴冠。
15年 8年ぶり2度目のG1制覇も、優勝旗折るアクシデント。
16年 1・4で王者オカダに挑戦も敗退。
17年 6月に内藤を破りIWGPインターコンチネンタル王者奪取。
18年 3年ぶり3度目のG1制覇。映画「パパはわるものチャンピオン」で主演。プロレス大賞MVP。
19年 1・4で王者ケニー・オメガを破り、IWGPヘビー級王座8度目戴冠。