総合格闘技のRIZINは22日、都内で緊急会見を開き、31日にさいたまスーパーアリーナで開催される無差別級トーナメントに出場予定だった神取忍(52)が欠場すると発表した。

 ギャビ・ガルシア(31=ブラジル)と対戦予定だった神取は、16日の練習中にろっ骨を痛め、都内の病院で診察した結果、左の第8、第9ろっ骨骨折と診断された。本人はそれでも試合出場を希望したが、主催者と協議の結果、欠場が決まった。代役には、神取の練習パートナーを務めていた堀田祐美子(49)が決まった。神取は「悔しいです。本当に申し訳ない。このケガを必ず治して、万全の体で戦いたい」と泣きながら話した。代役となった堀田は「30年以上プロレスをやってきた。総合も4年前にやったし、神取さんのためにギャビ・ガルシアをKOしたいと思っている」と決意を話した。