プロボクシングWBC世界フライ級王者比嘉大吾(22=白井・具志堅スポーツ)が来年2月4日、故郷の沖縄県武道館で同級10位の元2階級制覇王者モイセス・フエンテス(30=メキシコ)と2度目の防衛戦に臨むことが26日、発表された。

 14年6月のデビューから14連続KO勝利中。このフエンテス戦でもKO防衛できれば、同じ沖縄出身の世界王者・浜田剛史(帝拳)や牛若丸あきべぇ(協栄)と並ぶ日本記録の15連続KO勝利となる。

 日本記録のかかるV2戦を沖縄で行うことになった比嘉は「この時がきたなあと。あと1つ勝てば浜田さんの日本記録に並ぶ。倒すことが大前提です」と意気込み十分。師匠となる具志堅用高会長も「沖縄から歴代世界王者がたくさん誕生しているところ。沖縄を元気づけたい」と口にした。