11月3日のPPV大会クラウン・ジュエル(サウジアラビア)で開催される「WWEワールドカップ」予選で、US王者中邑真輔(38)が、3度のWWE世界ヘビー級王座獲得を誇るレイ・ミステリオJr.とシングル初遭遇を果たした。

1000回記念大会で約4年ぶりのスマックダウン復帰となったミステリオJr.とメインイベントで対戦。中邑はヒザ攻撃で先行。ローキック、エルボーを浴びたが、前方首絞めで相手の体力を削った。ミステリオJr.の619を回避して場外へ逃げるなど頭脳的に動いた。コーナーに逆さに張り付け、顔や胸をたぎりながら踏みつけた。

しかし雪崩式ランドスライドから切り替えされ、雪崩式フランケンシュタイナーを食らった。リバースパワースラムを成功させて狙ったキンシャサは回避された。再びキンシャサを狙った直後にウラカンラナを受けてロープに寄りかかりながら倒れ込むと、ミステリオJr.必殺の619をもろに浴び、3カウントを許してしまった。8月まで新日本プロレスにも参戦し、オカダ・カズチカともタッグ激突したミステリオJr.と中邑のシングル対決には、大きな歓声がわき起こった。

これで「WWEワールドカップ」にはミステリオJr.、ジョン・シナ、カート・アングル、ジェフ・ハーディ、ランディ・オートン、ロリンズ、ジグラー、ミズの8人が出場することが決まった。