プロボクシング・スーパーバンタム級の舟山大樹(25=帝拳)はプロ14戦目で初めてセミファイナルを任される。

2日、東京・後楽園ホールでソーポン・クラーチュン(21=タイ)との同級8回戦を控え、1日には都内で前日計量の臨み、リミットよりも100グラム少ない55・2キロでパス。ソーポンも200グラム少ない55・1キロでクリアした。

静岡・島田市から上京し、13年に帝拳ジムに入門。今年5月の地元静岡のふじさんめっせでの興行で初めて8回戦を経験し、判定勝利をおさめた。KOを意識するあまり両肩に力が入ることを課題に挙げており「頭では分かっているのですが、力は入ってしまう。今回はスパーリングをやっていて手応えがあります」とキッパリ。試合がセミファイナルに組まれ「ビックリしました。うれしいですよね。相手の試合動画は見ていないですが、自分のボクシングをすれば倒せると思う」とリラックスした表情をうかべていた。