ボクシング元WBCスーパーバンタム級暫定王者亀田和毅(28)が30日、5月27日に生まれた長男が生後1カ月となったのを機に名前と写真を初公開した。名前は、望有(のあ)くん。

亀田和は「この時代に生まれてきてくれたので希望の望をいれました。有と合わせて望有。この時期、時代に生まれたからこそ、人々の希望や助けになって、人を愛し、愛されるようになってほしいと強い思いをこめてつけました」と説明した。

亀田和は19年7月にWBCスーパーバンタム正規王者レイ・バルガス(メキシコ)との統一戦で敗退。同11月から米ラスベガスに拠点を置き、一階級上げたフェザー級での再起戦に向けて練習を積んでいた。今年3月に、米国でのウイルス感染拡大と妻の出産のため、シルセさんの故郷メキシコに移り、そのまま滞在している。メキシコではコロナの感染拡大が収まらず、ジムは閉鎖中。年内に予定する再起戦に向け、毎日家で練習し、コンディション維持に努めている。