MMAルールで行われたメインのフェザー級王座決定戦は朝倉未来(28)が修斗王者の斎藤裕(33)に判定0-3で敗れる波乱があった。RIZIN8戦目にして初黒星を喫した朝倉はぼうぜんとした表情で会場を後にした。

序盤は互角の戦いも、徐々に斎藤が攻撃を仕掛け、タックルで押し込むシーンも。お互いのギアが上がったのは最終R残り1分。朝倉の左が斎藤の顔面にヒット。鼻から流血し、ふらつい斎藤だったが、倒れずに反撃。最後まで途切れることなくパンチを打ち続け、勝利を引き寄せた。

初代王者となった斎藤は、ベルトを巻かれ「いつも応援しているみなさんありがとう。人生いいことばかりじゃないけど、頑張っていればいいこともある。これからもっと試合をして実力をみせていきたい」と涙を見せた。