女子スーパーアトム級タイトルマッチで、王者の浜崎朱加(38)が、挑戦者の浅倉カンナ(23)を2-1の僅差の判定で破った。

18年大みそか、同タイトルの初代王座決定戦で勝利した相手で、2年ぶりの再戦。勝負は接戦だった。1回、反撃を物ともせず、ワンツーで相手の顔面を何度も捉え、一方的な展開に持ち込んだ。だが、2回終了間際、ロープ際でマウントを取られ、逆に殴り返された。「KOを狙っていたが、思ったような展開じゃなかった。一回りも二回りも強くなってましたね」と自らと同レベルにまで成長した挑戦者をたたえた。

38歳。選手としてはベテランだが、まだまだ、第一戦で戦う。「本人(浅倉)にも言ったけど、機会があればもっと成長したカンナとやってみたいなという気持ちはあります。『それまで負けないで』と言ってもらったんで。それまで成長したい」と貪欲にチャンピオンロードを歩む。【南谷竜則】

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