ボクシングのWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(27=大橋)が6月17日、米ラスベガスでIBF同級1位マイケル・ダスマリナス(28=フィリピン)との防衛戦に臨む見通しと25日(日本時間26日)、と米老舗誌ザ・リングが報じた。

井上と契約を結ぶ米プロモート大手トップランク社ボブ・アラムCEOが明かしたもの。アラムCEOは「日本に外国人が入国する場合、14日間の隔離生活が必要になる。このルールで日本では海外選手と日本選手が戦うことは難しい」とした上で「井上も米国で試合することを喜んでいる」と説明した。

井上は昨年10月に米ラスベガスでジェーソン・モロニー(オーストラリア)に7回KO勝ちしており、正式に決まれば2試合連続の米ラスベガス戦。米本土での防衛戦はWBO世界スーパーフライ級王者時代の17年を含め、3度目となる。