ボクシング東洋太平洋、WBOアジア・パシフィック・ウエルター級王座統一戦は20日、東京・後楽園ホールで開催される。

統一戦で拳を交える東洋太平洋王者豊嶋亮太(25=帝拳)とWBOアジア・パシフィック王者別府優樹(30=久留米櫛間&別府優樹)は19日に都内で前日計量に臨み、豊嶋はリミット66・6キロ、別府は300グラム少ない66・3キロでクリアした。

政府による緊急事態宣言の発出で約2週間の延期となったが、豊嶋は「これをプラスに捉えていました。攻めのパターン、最悪のことも考えて頭で整理できました」と自信をのぞかせた。所属ジム主催興行となるダイナミックグローブ区切りの600回大会でメインを務めることになり「運がいいなと思う。そういう節目でメインを張れることも楽しみです」と強い意気込みを示した。

一方の別府は「体調もいい。統一戦に勝ったら評価も上がると思う。防衛戦よりも大きなチャンスだと思っている」と気持ちを高揚させていた。