WWEの「キング」中邑真輔(41)が、WWEインターコンチネンタル王者アポロ・クルーズとのノンタイトル戦に反則勝ちした。

仲間のリック・ブーグスとともにステージから姿をみせた中邑は、体の力を抜き、リラックスしたムードでリングイン。ゴング後はハイキックやニー・ドロップで先制。クルーズのクローズライン(ラリアット)やボディースラムの反撃をしのぎ、延髄切り、ランニング・ニー、ライダーキックと蹴りの連続攻撃をみせた。勝利間近のところで、敵セコンドのコマンダー・アジーズによってリングから引きずり下ろされ、そのまま反則裁定による勝利を挙げた。

試合後、反則裁定となった怒りを爆発させるようにクルーズをアジーズに向けて投げつけた中邑は「カモーン」ポーズで挑発。ブーグスの生ギター演奏とともに、リングを後にしていた。