プロレス団体ゼロワンの神尊仁社長は28日、記者発表会後の囲み取材に応じ、今月10日の両国大会(東京・両国国技館)試合中のアクシデントにより大谷晋二郎(49)が「頚髄(けいずい)損傷」を負ったことを受け、競技の今後について見解を示した。

今回の事故は「検証の必要性がある」とし「起きたことをしっかりと受け止めて改めて試合の映像を振り返りながら専門の人と原因の究明に努める」とした。

大谷は腕のケガによる長期欠場明けだったこともあり、ネット上では当日の体調を不安視する声も上がった。これについては「復帰3戦目。個人的に大会前に話した時に『体調は悪くない』と言っていた。調整できていたと聞いていた」と説明した。

プロレスの技の危険性も議論に上がっている。禁止技の検討については「その辺は、ずっとこの業界にいる我々はアバウトになりがち。第三者に入ってもらって検証する」と話すにとどめた。

大谷は、今月10日の両国大会(東京・両国国技館)のメインイベントで行われた世界ヘビー級選手権試合で、挑戦者として王者杉浦貴と対戦。試合中のアクシデントにより負傷し、倒れた状態から全身が動かせなくなったために緊急搬送された。13日に手術を行い、14日から専門病院に転院して治療とリハビリを続けている。