東洋太平洋スーパーフライ級7位、日本同級4位の古谷昭男(24=六島)が再起戦で判定勝ちした。

31歳のベテラン、矢嶋大樹(松田)と対戦。2回に右ストレートで相手を吹っ飛ばすダウンを奪うが、3回以降は逆に圧力に押された。「ほんまにやばかったです」とパンチを食らって意識が飛びそうになりながら踏ん張り、7回にもダウンを奪って大差判定勝ちした。

2月にWBOアジアパシフィック同級王座決定戦に挑み、敗れた。「またタイトル戦ができるような勝ち方をしたかった」という思いが力みにつながったという。戦績は10勝(3KO)5敗。「タイトル戦、めちゃくちゃしたい」と選択肢を大きく広げてチャンスを待つ。