プロボクシング日本、WBOアジア・パシフィック・スーパーライト級王者平岡アンディ(26=大橋)が来年の世界挑戦を見据え、年間4試合を掲げた。

13日、東京・後楽園ホールで開催されるフェニックスバトル92大会で、WBOアジア・パシフィック同級4位アルビン・ラガンベイ(27=フィリピン)との同王座3度目の防衛戦を控える。6日に横浜市内の所属ジムで練習を公開。父のジャスティス・コジョ・トレーナーの持つミットに強烈な左ストレート、右アッパーなどを打ち込み、好調をアピールした。

元WBOアジア・パシフィック・ウエルター級王者となるラガンベイの挑戦を受ける平岡は「中盤までに仕留められれば。世界に近づけるように内容も大事」とハードルを設定した。今年は2月にアオキ・クリスチャーノ(角海老宝石)戦、同6月には赤岩俊(マナベ)戦に続いて3戦目となるが「組んでいただけれるなら、もう1試合を年内にやりたい」と年間4試合の意欲を示した。

現在、世界ランキングでIBF9位、WBO13位などに入っている。米プロモート大手トップランク社と契約し、19年、20年と米ラスベガスで2試合しているが、コロナ禍もあって海外マッチから遠ざかっている。平岡は「そろそろ海外でやりたいと思います。そういう意味でも今回は内容も問われると思う」と強調。所属ジムの大橋秀行会長(57)から「来年は世界戦で勝負させたい」と期待されているだけに、真価の問われるV3戦となる。

世界を見据え、今回は減量にも時間を割き、筋肉やパワーを極力落とさないように心掛けた。ズッキーニなど野菜中心の食事メニューで栄養管理してきたという。平岡は「調整は予定通りに進んでいる。ミスをしないように仕上げたい。いろいろなスタイルで見せ場を作れればと思っています」と1週間後に迫ったリングに向け、気持ちを高揚させていた。【藤中栄二】