元プロレスラーでタレントの佐々木健介(56)、北斗晶(55)夫妻が2日午後、1日に死去したアントニオ猪木さんを悼んだ。

死去から一夜明けた2日、猪木さんの自宅を弔問した。故人と対面した佐々木は「感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございましたとお伝えしました」と涙を浮かべた。

2人が最後に会ったのは、20年2月の「アントニオ猪木の喜寿を祝う会」だったと明かし、以降は電話で言葉を交わしていたという。北斗は「(電話で)たわいのない話をね。ほんとに感謝しかないですよ」と、手で涙をぬぐいながら話した。

北斗は全日本女子プロレス時代の95年4月、猪木さんの主導で北朝鮮で開催された興行「平和の祭典」に出場。そこで、新日本プロレスに所属していた佐々木と出会い、同年に結婚したという縁がある。

元プロレスラーで参院議員も務めたアントニオ猪木さんは1日午前7時40分、都内の自宅で心不全のため死去した。79歳だった。

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