新日本プロレスの一大勢力となるバレットクラブの元リーダー対決はAJスタイルズが制した。フィン・ベイラー(プリンス・デヴィット)とのシングル戦に臨み、フェノメナル・フォアアームでたたき込み、3カウントを奪った。

ユニット「THE OC」のカール・アンダーソン、ルーク・ギャローズとともに入場したAJスタイルズはザ・ジャッジメントディ(JD)のリーダーとして迎え撃ったベイラーと真っ向勝負。サンセットフリップを狙うと、逆に顔面へのドロップキックを返された。コブラツイスト、背中への打撃連打で痛めつけられると、そのまま倒れこんだ。

背骨への攻撃をしのぐと、スライディング式エルボー、牛殺しで反撃を開始したAJスタイルズはロープを使ったドラゴンスクリューを追加し、左膝を集中攻撃。敵セコンドに入ったJDのドミニク・ミステリオ、ダミアン・プリーストの介入はアンダーソン、ギャローズのサポートで回避し、ベイラー戦に集中した。スリングブレイド、強烈な踏みつけ、蹴り連打を浴びながらもペレキックで応戦。クーデクラ(ダイビング・フットスタンプ)を失敗に追い込んだ後にカーフ・クラッシャーで再び左膝を痛めつけた。

エルボーの打ち合いを展開後、延髄切り、さらなる強烈エルボーでダメージを与えると、最後は得意のフェノメナル・フォアアームを決めて3カウントを奪取。18分24秒にわたった元バレットクラブ対決を制した。

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