プロボクシング4団体統一バンタム級王者井上尚弥(29)が所属する大橋ボクシングジム(神奈川県横浜市)が空き巣に狙われていたことが分かった。大橋秀行会長(57)が14日、明らかにした。

4団体バンタム級王座統一戦となる井上尚弥-ポール・バトラー戦の興行が行われていた13日午後5時45分ごろ、同ジムに設置してある防犯ブザーが反応したという。非常階段から侵入を試みられた模様で、同日は世界戦のためにジムは休館だったという。

今のところ、窃盗の被害は確認されていないものの、大橋会長は「これからは警備体制を強化していきたい」と厳しい表情だった。

大橋ジムでは今年6月、ノニト・ドネア(フィリピン)との3団体王座統一戦(さいたまスーパーアリーナ)に臨んだ井上が試合当日、神奈川県内の自宅で空き巣被害に見舞われていたばかりだった。