怪物相手にも動じなかった。プリンセスタッグ王者の乃蒼ヒカリ&角田奈穂の「ふりーWi-Fi」が、ジャナイ・カイ&シャザ・マッケンジー組に勝利し、3度目の防衛に成功した。23年を王者で終えることが決まり、角田は「次は1・4。もう誰でも来いって感じ」と来年1月4日での防衛戦を示唆し、V4への自信ものぞかせた。

体格で勝る相手に序盤から劣勢を強いられた。攻撃を簡単に止められ、力技でねじ伏せられた。中盤以降は一方的に攻撃を受ける乃蒼に角田が助けに入るのがやっとの展開。それでも相手の蹴りをかわして流れを止めると、素早く連係技を決め、最後は乃蒼がマッケンジーをブリザード・スープレックス・ホールドで沈めた。

勝利後は笑顔で抱き合い、観客とハイタッチで喜びを分かち合った。角田は「ちょっと涙出てる。アメリカ来て防衛戦やれるなんて人生があるなんて思わなかった」と、米国での防衛に感極まった。10月にトーナメントを制し、空位となっていた王者を奪取。角田自身初となるベルトを簡単には手放したくなかった。2度の防衛に成功し、王者としての貫禄も出てきたところで迎えた異国での難敵戦。「メッチャ怖かった~」と言いながらも1歩も引かず、逆転勝利につなげた。

示唆した次期防衛戦は、来年1月4日の後楽園大会。米国の地で強敵相手に自信をつけた角田は「ウチらは無敵」と24年もベルトを守り続けることを誓った。