プロボクシングWBA世界スーパーバンタム級13位村田昴(27=帝拳)がプロデビュー6連続KO勝利を狙う。

2日、東京・後楽園ホールで開催される第12回WHO,S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXTのセミファイナルで8戦全勝のアレックス・サンティシマ・ジュニア(23=フィリピン)との同級8回戦を控える。1日には東京・文京区の日本ボクシングコミッションで前日計量に臨み、村田はリミット55・3キロでクリア。サンティシマ・ジュニアは200グラム少ない55・1キロでパスした。

18年全日本選手権バンタム級優勝を含むアマ4冠で22年6月にプロデビューしたホープ。村田は「明日の相手は全勝で負けたくない気持ちが強いと思う。そこの部分でも勝って超えていきたい。5戦KOではあるので、こだわり過ぎずにこだわっていきたい」と6連続KO勝ちへの秘めた思いを口にした。

昨年は米ラスベガス合宿を2度経験し、米マッチで2連続KO勝ちし、世界ランク入りも果たした。国内マッチは22年10月、マルビロ・アバリェ(フィリピン)戦で2回KO勝ちして以来、約1年5カ月ぶりとなる。昨年12月に1度セットされた国内マッチは同11月の練習中に痛めた左手人さし指剥離骨折で中止に。今年1月中旬から左手を使って練習を開始しており「(剥離骨折は)問題ない。昨年12月以上のパフォーマンスができるように練習してきた」と手応えを示した。

昨年10月からコンビを組む元世界2階級制覇王者の粟生隆寛トレーナー(39)から攻守のバランスなどをアドバイスされてきた。自らの“進化”を示すリングとなる村田は「試合になったら攻撃をメインにいってしまうので、今回は冷静に前の手の距離を測りつつ、今まで通りに倒していきたい」と平常心を貫いていた。