日本最高峰の格闘技イベントRIZINは23日に「RIZINランドマーク9神戸大会」(神戸ワールド記念ホール、ABEMA PPV ONLINE LIVEで全試合生中継)を開催する。

それに伴いABEMAは18日、特別番組「RIZIN神戸大会直前! 教えて榊原さん! 独占裏側直撃SP!」を独占無料放送した。

番組には、4月28日の「RIZIN46」(東京・有明アリーナ)で金原正徳と防衛戦を行うRIZINフェザー級王者・鈴木千裕、格闘技大好きタレント森日菜美が登場。さらに「神戸大会」でブアカーオ・バンチャメーク対木村“フィリップ”ミノルの試合が急きょ決定したことを受け、木村が急きょリモート出演。その木村と昨年おおみそかのRIZIN45で対戦するはずだった元K-1ワールドGPスーパーライト級王者・安保瑠輝也もスタジオに登場した。

番組では、7月28日にさいたまスーパーアリーナで行われる「超RIZIN3」についても言及。同大会では平本蓮がこれまでも対戦を熱望していた朝倉未来とついにMMAで拳を交えるが、スタジオの鈴木と安保が勝敗を予想。偶然にも2人とも「3R判定で朝倉の勝利」と回答した。

鈴木は予想の理由について「お互い打撃を打ち合って→タイミングをみて未来選手がテイクダウンして→もたついて→スタンドになって→また打ち合ってという感じがフルに続いて判定ですね」と話した。

その上で「2人ともカウンタータイプで打撃に合わせるのは得意。ただ1個スキルが上手なのは未来選手。平本よりも未来選手の方が前に出て打ち合う強さとハートも持っている。ただブランクがどれだけ影響するかが分からない」と評価した。

一方、同様に「3R判定で朝倉」と予想した安保は「メンタル的な話で、未来さんはケラモフに負けて、YA-MANに負けて、今回負けたら格闘家として終わるって、自分でも分かってると思うんです。今回はファイトマネーがタダだったとしても、絶対に死んでも勝ちたいはず。たぶんこの4カ月でほんまに過去最高に仕上げるんじゃないかなと。(KO決着ではなく判定と予想したのは)直感ですね。判定で勝利をつかむみたいなイメージ」と説明した。

朝倉と平本の“引退をかけた”戦いについて、RIZIN榊原CEOは「朝倉未来とは年末くらいからなにか大きなことを格闘技でやりたいねと話していた。平本蓮に関しては、キックから総合に転向する一つのトリガーが朝倉未来だった。憧れという側面もあっただろうけど、こいつと戦いたいと思って試合を実現させるまでにたどり着いたことはすごいと思う」と話した。

ABEMAは、先日の会見を終えたばかりの朝倉と平本にも独占密着。フェイスオフを終えた感想について、朝倉は「別に何も感じなかった。彼はネット陰キャくんなんで言わせておけば良い。よくわかんない風潮を作ったじゃないですか、あいつ。格闘技に関係ない煽りを入れたりとか、いろんな選手に対して週刊誌みたいなことするでしょ。そういうのはどうかと思うけど。今まで一番強い姿を見せて圧勝する。(平本とは)物が違うんだよというのを教えたい」とコメント。

一方、対戦相手の平本は、試合決定について「俺がコイツをぶっ飛ばしたら面白いと思って。僕の発想から始まったストーリーなので。朝倉未来が残した功績って今までにないタイプだから、ここでぶっ飛ばしてリング上で『全部いただきます』って言いたいですね」と気合十分な様子を見せていた。

番組内では榊原CEOから「RIZINランドマーク9神戸大会」の試合順も発表された。試合順は次の通り。

▼第12試合

ホベルト・サトシ・ソウザ VS 中村K太郎

▼第11試合

武田光司 VS 萩原京平

▼第10試合

井上直樹 VS 佐藤将光

▼第9試合

RENA VS シン・ユリ

▼第8試合

イゴール・タナベ VS ストラッサー起一

▼第7試合

柴田“MONKEY”有哉 VS 山本アーセン

▼第6試合

金太郎 VS ダイキ・ライトイヤー

▼第5試合

貴賢神 VS コーディー・ジェラベック

▼第4試合

久保優太 VS 高橋遼伍

▼第3試合

ブアカーオ・バンチャメーク VS 木村“フィリップ”ミノル

▼第2試合(無料放送)

憂也 VS 蛇鬼将矢

▼第1試合(無料放送)

中村優作 VS アルマン・アシモフ

▼オープニングファイト第3試合(無料放送)

野田蒼 VS 上村雄音

▼オープニングファイト第2試合(無料放送)

松山瞬 VS 櫻井芯

▼オープニングファイト第1試合(無料放送)

赤平大治 VS 雄希