立ち技打撃格闘技RISE(ライズ)は5日、都内のRISE本社で「RISE178」(5月19日、東京・後楽園ホール)の対戦カード発表会見をおこなった。
「♯RISEだけはガチ」が合言葉の同団体だが、今大会は伊藤隆代表が「1月、2月、3月とはまた違う大会になるのではないかと思っています。こういうキャラクターが強い選手を集めたRISEもあるんだなっていうのを見ていただければ」と話す通り、強烈な個性を持つ選手が集まった。
中でもチャン(44=MONSTAR GYM)とヘビー級3分3Rで戦う「怖いお兄さん」風のMAX吉田(36=TEAM岡見)が、RISEリングでの活躍に並々ならぬ意欲を見せた。
スキンヘッドにサングラスをかけた吉田は会見で「ハゲの時代がやってきてます。これから盛り上げていきたいと思います」と力を込めた。
吉田は不審なポリ袋を手に会見に出席しており、その中からおどろおどろしいスキンヘッドの生首風フィギュアを取り出した。そして、なぜか同じく頭髪のない本紙記者に絡みだし「これは○○(記者の名前)の弟じゃねえぞ」とすごみをきかせた。
記者がフィギュアについて「それは誰ですか?」と尋ねると、ハリー・ポッターに登場するヴォルデモート卿だと説明。「闇の勢力と戦っていたため、試合間隔が空いてしまった」。RISEでは1R・KO負けした昨年5月のミヤギン戦以来、間隔が空いているが、闇の勢力に勝利したというMAX吉田は「これからちょっと頑張って試合して、まずランキングに入ることを目標に。そこからGLORYの選手、ヘビー級の選手とやるのを目標にしております」と意欲を見せた。
いくら吉田が故アントニオ猪木氏が立ち上げたIGFの元プロレスラーだったとしても、ギミック詰め込み過ぎの感は否めなかったが、そこまでしてRISEで爪あとを残そうとするのには訳があった。
吉田はBREAKING DOWN(ブレイキングダウン)のオーディションに2回参加し、なおかつスパーリングで対戦相手をボコボコにしながら、本戦での試合を組まれなかった。その鬱憤(うっぷん)をRISEのリングで晴らすという。
対戦相手のチャンも「ハゲの時代を終わらせにきました。スキンヘッド3連戦めなので、ちょっと毛がある方が強いんだよっていうのを出せればと思ってます」とコメントしており、いろいろな意味で熱い試合になるのは間違いないだろう。【千葉修宏】

