プロボクシングWBA世界バンタム級1位の元世界5階級制覇王者ノニト・ドネア(43=フィリピン)が9日、横浜光ジムで練習を公開した。
15日、横浜BUNTAIで同級4位・増田陸(28=帝拳)との同級挑戦者決定戦を控え、新たなトレーナー、ガブリエル・フローレス氏とのミット打ちをはじめ、シャドーボクシング、サンドバッグ打ちなどをそれぞれ1ラウンドずつ披露。昨年12月の堤聖也(角海老宝石)との団体内統一戦に判定負けして以来、約3カ月ぶりのリングに向けて好調ぶりとみせつけた。
開口一番、ドネアは「今もトレーニングが止まらない。前回よりも良い体調だ。今は自分の体が自分の言うことを聞いてくれるようなそんな感じがしている」と強調。昨年末には拠点の米ラスベガスで練習再開し、1月からフィリピン・セブ島で合宿をスタート。フローレス氏との新コンビで合宿に取り組む中で「ハッピーに良い時間を過ごしながら練習できているのが良い点だ。一瞬一瞬を楽しむことができている」と手応えを口にした。
マネジャーのレイチェル夫人によると、前夜は焼き肉店に足を運んだという。ドネアは「たくさん食べてたくさん動いている。すべては規律と自分への理解だ。以前もこのタイミングでステーキを食べた。自分は必要なものを食べたいし、DNAとしてハンター的な資質がある」とキッパリ。さらに「肉の消化にはたけている。肉はパワーの源なんだ」と減量面の不安を払拭(ふっしょく)した。また着用していたTシャツを脱ぎ、上半身裸で「焼き肉ボディーだ!」と高らかに宣言した。
WBA王座の挑戦権を獲得できる。ドネアは「このオファーが来た時にはワクワクしたよ。またチャンスが来たなと。ボクシングという世界でまた最強になり、自分自身の最高のシェイプを目指し、すべてを超越することが目標だ」と高揚感を口にした。フローレス氏も「圧倒的な強さでKOでも何でもドネアが勝利を挙げる」と太鼓判を押していた。

