25日(日本時間26日)にメキシコのコスメルでWBC世界ライト級王座に挑戦する佐々木基樹(35=帝拳)が14日、東京・新宿区の帝拳ジムで6回のスパーリングに臨んだ。

 同級王者ウンベルト・ソト(31=メキシコ)に挑戦する佐々木は、同門の前日本スーパーライト級王者亀海喜寛と日本同級9位外園隼人の2人と拳を合わせた。日本人最高齢(35歳7カ月)となる世界王座奪取に向け、順調な調整を続けている。

 97年のデビュー当時以来となるライト級での試合となるが、減量も順調で練習終了時で残り1キロ程度まで落ちている。自身2度目の世界挑戦を控えた佐々木は「うまく減量できている。今日のスパーリングで、自分の調子が上がってきているのが分かる」と口にした。