<流星仮面FIESTA>◇17日◇東京・新木場1st

 RING◇310人

 「流星仮面」マスクド・スーパースター(63=米国)が「第2のふるさと」日本で引退した。スーパースターは70年代後半から80年代にかけて、新日本の常連外国人レスラーとして活躍。2年前に16年ぶりに来日し、昔と変わらないファイトでファンを喜ばせた。今回も引退試合とは思えない迫力ある試合を展開。序盤にパートナーの初代タイガーマスクが捕まるといらつきを隠せず、リングインすると2人を蹴散らす大暴れ。最後はフライングクロスチョップを決めた初代タイガーマスクから試合を任され、スイング式ネックブリーカーでブラック・タイガー5を沈め、38年のプロレス生活にピリオドを打った。スーパースターは「猪木、藤波、坂口など対戦相手にも恵まれていた。今日も素晴らしいメンバーで引退試合を行うことができた。大好きな日本と日本のファンのことは忘れない。最高に幸せ」と笑顔でリングを下りた。