7月27日に行われる天龍プロジェクトの東京・後楽園大会の発表が5日、都内で行われた。3月に腰部脊柱管狭窄(きょうさく)症の手術を受けて欠場中の天龍源一郎(62)の“大将代行”を佐々木健介(45)が務める。

 大会のテーマを「REAL」と定めた佐々木は「自分がここまでやってこられたのは、天龍さんとのガチガチのバカ正直者同士のぶつかり合いがあったから。ボロボロのときにも、優しい言葉をかけてもらった。恩返しのためにリアルな熱い戦いを見せたい」。自ら率いるダイヤモンドリングの全選手を参加させ、天龍プロジェクトとの対抗戦も考えている。「若い選手を本物プロレスラーに鍛えるには、違う世界を見せることも必要。何かを感じ取ってくれれば」と話した。

 大会から1カ月後には日本テレビ系「24時間テレビ35

 愛は地球を救う」(8月25、26日)のチャリティーマラソンを、妻の北斗晶(44)長男・健之介くん(13=中学2年)次男誠之介くん(9=小学4年)と一家のリレー形式で走る。「プロレスラーとして走るんだから、負担になるけど115キロの体重は減量しない。プロレスもマラソンも、ありったけのものを出す」。大会当日はロンド五輪開幕。天龍は「日本選手に頑張れとエールを送る戦いを期待する」と話した。