東京・後楽園ホールで12日、行われる予定だった女子ボクシングのトリプル世界戦が東北地方太平洋沖地震の影響で中止となった。この日昼に前日計量を行い、WBC女子ライトフライ級王者富樫直美(35=ワタナベ)は48・9キロでパス。「私は試合に勝つことが仕事」と意気込んでいたが、その後に大地震が起き、中止が発表された。富樫はナガワ(フィリピン)と、WBC女子アトム級王者小関桃(青木)はクリカノック(タイ)とそれぞれ防衛戦を行う予定で、藤岡奈穗子(竹原慎二&畑山隆則)はオルティスのWBC女子ミニフライ級挑戦を予定していた。