アジア最大級の総合格闘技「ONE

 FC」世界ライト級王者青木真也(29)が、早ければ来年にも米総合格闘技UFCに挑戦する可能性が出てきた。青木の関係者は23日、現在のライト級からフェザー級へ階級変更する意向を示唆。青木自身も今月5日の朴光哲(35)との同級王座戦に勝利して以降、71キロ程度を維持している。陣営もライト級での減量に余裕を感じており、転向は世界での戦いをにらんだものとも考えられる。年内に2試合程度、フェザー級の戦いを予定しており、内容次第では世界の強豪との対戦が現実味を帯びてくる。

 青木は6月9日に、柔術大会「Metamoris2」(米カリフォルニア州ロングビーチ)に出場し、ヒクソン・グレイシーの次男クロン・グレイシーと戦う。「あまり気負いすぎず自分らしく戦いたい」と話した。