4月の世界戦に敗れて引退濃厚となっているボクシングの元2階級王者・長谷川穂積(33=真正)が7日、自らの進退決断について年明けまで熟考する意向を示した。

 「まだ何も決まってない。1年くらいゆっくりしたい」と話した。敗戦直後は引退を示唆していたが、7月からジムワークを再開。最近、階級が上の日本ランカーとスパーリングもこなした。基本線は引退も、現役への未練も残っている様子。元名王者は、じっくり自分を見つめ直して納得いく結論を出す。