大相撲初場所4日目まで1勝3敗と不振の西横綱稀勢の里(31=本名萩原寛、茨城県出身、田子ノ浦部屋)は18日、東京都江戸川区の部屋での朝稽古後に「やると決めたら最後までやり抜く。変わらず集中してやっていきたい。(体の状態は)悪くない」と5日目の出場を明言した。

 稽古では、すり足、てっぽうなどで汗を流した。

 4場所連続休場明けの稀勢の里は2日目に初勝利を挙げたが、3日目から連敗と精彩を欠いている。5日目は平幕嘉風と対戦。師匠の田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴)は「星は上がっていないが、やり続けることで見えてくるものがある。ここで踏ん張ってほしい」と述べた。