大相撲の大関栃ノ心(31=春日野)が27日、都内の部屋で稽古を行った。

碧山、栃煌山と13番取って8勝。ぶつかり稽古では若い衆に積極的に胸を出した。「けがをしないように気をつけているよ」と、来年1月の初場所へ、年明けからピークに持っていくつもりだ。

数日前、左膝や臀部(でんぶ)など3カ所に蜂窩(ほうか)織炎を発症。前日26日の力士会、赤ちゃん抱っこ撮影会を終えて病院に向かい、点滴を打った。医師には年末までの禁酒を命じられている。来年1月3日に行われる、一門の連合稽古までに完治させたいという。「ちょっと違和感というか、変な感じはある。水を飲まなきゃいけないみたい」。

今年の初場所で初優勝。18年も終わりが近づき「思い出に残る1年だったね」と笑顔で話した。