日本相撲協会は25日、ぶつかり稽古などの接触する稽古の自粛を解除したことを発表した。

協会は書面にて「感染予防を十分に行い、少しでも症状のある者は稽古を休ませることを前提として、師匠の判断で再開をする事になります」と発表した。

芝田山広報部長(元横綱大乃国)は4月13日、各部屋にぶつかり稽古の自粛を要請したことを報告。同月23日から、各部屋の師匠判断としていた。今月8日には協会員を対象とした新型コロナウイルスの抗体検査が終わり次第、各部屋のぶつかり稽古を解禁するとの見解を示していた。

出稽古については、引き続き禁止とした。

協会は無観客での7月場所(19日初日、東京・両国国技館)開催を目指している。