希代の業師が、関取復帰を果たした。日本相撲協会は30日、大相撲11月場所(8日初日、東京・両国国技館)の番付編成会議を開き、十両昇進力士4人を発表。いずれも再十両で、膝のケガで幕内上位から序二段まで落ちながら、徐々に番付を上げてきた宇良(28=木瀬)も16場所ぶりに関取復帰となる再十両を果たした。秋場所は西幕下5枚目で6勝1敗だった。

貴源治(23=千賀ノ浦)と千代の海(27=九重)は、ともに1場所での十両復帰。小結経験者の常幸龍(32=木瀬)は10場所ぶり2度目の再十両を果たした。