日本相撲協会は5日、初場所(10日初日、東京・両国国技館)のチケット販売を6日午後5時で売り止めとすることを発表した。

本来は入場券の在庫がある限り、初日まで販売する予定だったが「昨今の新型コロナウイルス感染拡大状況を鑑み」としている。当日券の販売も行わない。

電話取材に応じた芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「緊急事態宣言が出る手前で協会も柔軟に対応して、いついつまで販売するけど、それ以降は販売しませんよと。それなりに売れてはいるけど平日は厳しいよね。協会としては(緊急事態宣言が)出される前にこちらとしても対策を取っているというのをお知らせする。半面、明日まで売りますよというのは、協会としても何かない限りは通常開催をしますよという、そういう意味もある」と話した。

角界ではこの日、横綱白鵬(35=宮城野)が新型コロナウイルスに感染したことが判明した。