西前頭8枚目の遠藤が2敗を守って勝ち越しを決めた。琴ノ若を下からの攻めで力強く押し出し。遠藤の10日目以内の勝ち越しは、16年秋場所の9日目以来。この場所、東前頭14枚目で13勝をあげている。

大関貴景勝も阿武咲を押し出して、勝ち越しを決めた。2敗は2人だけとなった。

大関照ノ富士は霧馬山を寄せ付けず。左四つから右上手を力強く引きつけ、万全の形で寄り切り、ただ1人勝ちっぱなしの10連勝とした。

かど番の大関正代は、関脇高安に寄り切られ、5勝5敗の五分となった。大関朝乃山は好調の小結御嶽海を寄り切り、6勝目(4敗)をあげた。