日本相撲協会は31日、東京都内で理事会を開き、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、19年11月の冬巡業を最後に中止が続いていた巡業について、今年7月の名古屋場所後の8月に、夏巡業を開催することを決めた。

昨年12月の時点で、芝田山広報部長(元横綱大乃国)が今夏からの再開を検討していることを明かしており、年寄総会でも報告されていた。

安心安全な実施のため、現在の「新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」の別紙として「大相撲巡業 新型コロナウイルス感染症感染対策マニュアル」を制定する。また通常の夏巡業は北海道、東北地方を中心に行われているが、開催地と日程は現在、調整中としている。