元関脇安美錦の安治川部屋が16日、東京・江東区で土俵開きを行った。安治川親方の師匠、伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)、同じ伊勢ケ浜一門の浅香山親方(元大関魁皇)らが出席した。

安治川親方を入門以来見てきた伊勢ケ浜親方は「自分でやっていくことだけど、聞いてもらえればいろんなアドバイスはできると思います。まずはいい弟子を鍛えて、関取を出すことでしょう」とエールを送った。浅香山親方は「新しい部屋で、壁紙がおしゃれ。力士の動線もしっかりしていて、力士の環境を考えて作られていると思いました。安治川親方は相撲がうまく、苦労もしている。いい弟子が育つのではないでしょうか」と期待した。

土俵開きの祭主を務めた立行司、式守伊之助は「皆さんが頑張ってくれるよう、力いっぱいやりました。相撲道の発展を願っています」と話した。