関脇若元春(29=荒汐)は29日、鋭い立ち合いが影を潜め、計18番で5勝13敗と振るわなかった。

朝から大雨に見舞われる中、腰に痛みを感じていたそうで「こういう天気の日は痛くなる。我慢してやったが、あまり取れなかった」と浮かない表情だった。新関脇の先場所は初の三賞となる技能賞を獲得し、勝負の場所に挑む。「頑張るだけ。まだ少し時間はあるので、細かい調整をしつつやっていく」と静かに闘志を燃やした。