大関とりに挑む関脇の豊昇龍(24=立浪)に、美容整形外科「高須クリニック」の高須克弥院長から化粧まわしが贈られた。7日、高須院長が明らかにした。パートナーで漫画家の西原理恵子さんが愛嬌(あいきょう)たっぷりのデザインに仕立て、受け取った豊昇龍も喜んでいるという。

気になるデザインは、モンゴルの英雄にちなんだもの。「蒼き狼」と称されるチンギスハンに扮(ふん)した高須院長が青色の狼に乗っている様子をイメージされている。

高須院長は「面白いものを作りたいと思っていた。西原に原画を描いてもらったら、オオカミに見えない(笑い)。ドラえもん風になっちゃった」と大笑い。さらに「本当は大関昇進祝いに化粧まわしを贈ろうと思って作ったんだけど、早くほしいというので」と今回贈った経緯を説明。「大関昇進したら、また化粧まわしを作ろう」と大盤振る舞いだ。

原画を見た豊昇龍も大喜びだったそうで、高須院長は、いざ名古屋場所の幕内土俵入りで締める姿を想像して胸を高鳴らせていた。【平山連】