引退が発表された元幕内徳勝龍の千田川親方(37)に同じ木瀬部屋の弟弟子、幕内経験者で東幕下2枚目の英乃海(34)が感謝した。

得意が右四つの英乃海に対し、千田川親方は左四つだった。英乃海は「よく稽古させてもらった。けんか四つの相手と稽古をすることで、差し勝つことを教えてもらった」。自身も今場所は14年秋場所以来、9年ぶりの幕下で兄弟子の教えを胸に関取復帰を目指す。

明徳義塾高-近大の後輩で付け人も務めた東十両12枚目・志摩ノ海(34)も「お手本になる先輩でした」と感謝した。